目黒区が坂の多いまちだといわれるのは、起伏に富んだ特異な地形に関係があります。
台地と台地をきざんで流れる目黒川・立会川・呑川の浸食作用による地形の変化が、坂をつくってきました。
目黒川の浸食は、上流部では浅く、下流部では深い谷を作り、深いところでは台地面から20メートル以上もあります。立会川は、深さ2,3メートル位の幅広いくぼ地をつくって流れ、呑川は、川の西側を浸食して深さ10メートルぐらいの谷をつくっています。
このことから、目黒川と呑川付近には坂が多く、しかも急な坂が目立ちます。
かつての目黒は 「江戸名所図会」などでも知られるように、目黒川付近の坂上からは眺めがよく、富士山を見るのに絶好の地にあり、江戸市民の行楽の地として栄えてきましたた。